金近廉(かねちか れん)は、千葉ジェッツふなばしに所属するスモールフォワードです。東海大学を中退して退路を断ち、プロの世界へ飛び込んだ覚悟の人。すでにFIBAワールドカップ日本代表も経験し、2026-27シーズンの契約継続も決まった、チームの次世代エース候補です。
この記事では、金近廉選手の経歴・プレースタイル・バスケットボール観・人間性まで、ジェッツファン目線で深く掘り下げて紹介します。
金近廉 プロフィール
| 氏名 | 金近廉(かねちか れん) |
| 生年月日 | 2003年3月11日 |
| 出身 | 大阪府・吹田市 |
| 身長 / 体重 | 196cm / 87kg |
| ポジション | スモールフォワード(SF) |
| 背番号 | #12 |
| 所属 | 千葉ジェッツふなばし |
経歴|大学中退という覚悟の決断
高校・大学時代:関西大学北陽から東海大学へ
大阪府吹田市出身の金近は、関西大学北陽高校を経て、大学バスケの名門・東海大学(体育学部 競技スポーツ学科)に進学します。1年生からチームの中心として活躍し、2022年のインカレ(全日本大学選手権)で日本一を達成。得点王と優秀選手賞のダブル受賞という、輝かしい成績を残しました。
日本代表デビューと、東海大学中退
2023年2月、FIBAワールドカップ アジア2次予選のイラン戦で日本代表デビューを果たします。そして同年4月、金近は大きな決断を下しました。東海大学を中退し、千葉ジェッツに練習生として加入したのです。
大学に残ればあと2年のプレー機会がありました。それでも金近は「より早く、より強く成長するため」に、安定した道ではなくプロという厳しい環境を選びました。この夏に日本で開催されるワールドカップで代表として活躍する——その明確な目標のために、退路を断ったのです。
プロ1年目で新人賞を受賞
覚悟は結果につながりました。プロ1年目の2023-24シーズン、金近はリーグ戦57試合に出場し、B.LEAGUE新人賞に輝きます。大学中退という賭けに、自らの実力で見事に応えてみせました。
プレースタイル|現代型オールラウンダー
金近廉のプレースタイルは、しばしば「現代型オールラウンダー」と表現されます。特定の役割に留まらず、あらゆるプレーを高い次元でこなせるのが最大の魅力です。
- シュートスキル:3ポイントを中心に、外角からの得点能力が高い。
- インサイドプレー:196cmの長身と天性のバネを生かし、ゴール下でも勝負できる。
- リバウンド:フォワードながらリバウンド能力にも定評があり、ボール獲得でチームに貢献。
- 万能性:外でも中でも仕事ができるため、相手にとって対応が難しい存在。
外角シュートとインサイドの両方で違いを生み出せる選手は貴重で、現代バスケットボールが求める「ポジションレス」な戦い方にフィットする逸材です。
バスケットボール観・人間性|退路を断った努力家
「バスケだけ」に懸ける覚悟
金近を語るうえで欠かせないのが、その覚悟の強さです。大学を中退してプロ入りした理由を、本人は「大学であと2年プレーする以上に、今後のバスケ人生の糧になる」と語っています。言い訳のできない環境に身を置き、私生活のすべてをバスケットボールに捧げる——その姿勢が、急成長の原動力になっています。
目標は日本代表での活躍
金近が見据えているのは、Bリーグでの活躍だけではありません。ワールドカップ代表選出、そして日本代表での活躍という明確な目標があります。すでに代表デビューを果たしている彼にとって、それは夢ではなく具体的な現実目標。日の丸を背負って世界と戦うために、日々の努力を積み重ねています。
努力家気質と、感謝を忘れない人柄
大学中退という決断は、東海大学側の後押しもあって実現したもの。金近はその関係者への感謝を忘れず、期待に応えようとする責任感の強い人物として知られています。派手さよりも、地道に自分を高め続ける努力家。その堅実さが、ファンや関係者からの信頼につながっています。
最優先課題はフィジカル強化
高い目標を掲げる一方で、自分の課題も冷静に見つめています。金近が最優先に挙げるのは体づくり(フィジカル)。「どんな選手とマッチアップしても自分のプレーを発揮できるように」と、世界基準のフィジカルを目指して鍛錬を続けています。長身のオールラウンダーが屈強な体を手に入れたとき、その完成度はさらに高まるはずです。
2026-27シーズンへの期待
2026年5月28日、千葉ジェッツは金近廉選手の契約継続を発表しました。プロ入りから着実に成長を続けてきた金近にとって、2026-27シーズンは「次世代エース候補」から「チームの主軸」へと飛躍する重要な年になります。
現代型オールラウンダーとしての万能性に、磨きをかけたフィジカルが加われば、Bリーグでも屈指のフォワードへと進化する可能性を秘めています。そして、その先にある日本代表での定位置獲得へ——。LaLa arena TOKYO-BAYで、覚悟を持って成長を続ける金近廉のプレーを、ぜひ生で体感してください。
まとめ
- 金近廉は千葉ジェッツのスモールフォワード(背番号#12)
- 東海大学でインカレ日本一・得点王、大学中退の覚悟でプロ入り
- プロ1年目でB.LEAGUE新人賞、すでに日本代表デビューも経験
- 3P・インサイド・リバウンドを兼備した現代型オールラウンダー
- 2026-27シーズン契約継続。チームの主軸&日本代表定着を狙う年


