荒尾岳|千葉ジェッツの”究極のプロフェッショナル”|インサイドの番人が在籍10シーズン目へ

チーム

華やかなスコアラーが注目を集める千葉ジェッツの中で、誰よりも体を張り、地味でもチームに必要な仕事を黙々とこなす——背番号25・荒尾岳選手。グリーソン前ヘッドコーチに「究極のプロフェッショナル」と評された、千葉ジェッツのインサイドの番人です。

2026年6月17日、荒尾選手は2026-27シーズンの契約継続が発表され、千葉ジェッツでの在籍通算10シーズン目を迎えることになりました。本記事では、富山から日本のトップへ駆け上がった経歴、2度にわたる千葉ジェッツ在籍、そして「究極のプロ」と呼ばれる仕事ぶりを、公式・信頼メディアの情報をもとにまとめます。

荒尾岳プロフィール早見表

項目内容
氏名荒尾 岳(あらお・がく)
背番号25
ポジションパワーフォワード(PF)
身長/体重198cm/105kg
生年月日1987年1月15日(39歳・2026年6月時点)
出身富山県
出身校泊高校 → 青山学院大学
千葉J在籍2013-18/2022-27(在籍通算10シーズン目)

富山県出身、泊高校から青山学院大学へ。2009年にトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)でプロキャリアをスタートさせ、2013年に千葉ジェッツへ。一度は他クラブへ移籍したものの2022年に復帰し、現在に至ります(出典:千葉ジェッツ公式 2026-06-17 契約継続のお知らせ)。

第1章 富山から日本のトップへ

荒尾岳選手は富山県の泊高校でバスケットボールに打ち込み、在学中にジュニア日本代表に選出されるなど、早くから将来を嘱望される存在でした。その後、名門・青山学院大学へ進学。大学卒業後の2009年、トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に入団し、プロのキャリアをスタートさせます。

2009年には東アジア競技大会で日本代表(A代表)入りも果たし、以降も2015年のFIBA ASIA男子選手権など、国際大会の日本代表として戦った経験を持つ、実績十分のビッグマンです。

第2章 千葉ジェッツとの2度の縁

1度目(2013-18)|黄金期の礎を築く

荒尾選手が最初に千葉ジェッツへ加入したのは2013年。まだクラブが現在のような強豪として確立される前の時代から、インサイドを支える戦力として5シーズンを過ごしました。のちの黄金期へとつながる土台づくりに貢献した、古くからのジェッツファミリーの一人です。

武者修行の時期(2018-22)

2018年に滋賀レイクスターズへ移籍。その後、広島ドラゴンフライズ、仙台89ERSと渡り歩きました。さまざまなチームでプレーした経験は、ベテランとしての引き出しをさらに広げることになります。

2度目(2022-)|古巣へ復帰

そして2022年、荒尾選手は古巣・千葉ジェッツへ復帰します。一度離れたクラブに再び戻り、ベテランとしてチームを支える存在に。1度目と2度目を合わせた在籍は、2026-27シーズンで通算10シーズン目に到達します(出典:バスケットカウント 2026-06-17)。クラブの歴史を最もよく知る選手の一人と言えるでしょう。

第3章 「究極のプロフェッショナル」インサイドの番人

体を張るインサイドディフェンス

荒尾選手の最大の持ち味は、198cm・105kgの体を張ったインサイドプレーです。自分より20cm以上背の高い外国籍選手とのマッチアップでも、物怖じせず体をぶつけてディフェンスする姿は、まさに「番人」。スコアには表れにくいスクリーンやリバウンド、ヘルプディフェンスで、チームを陰から支えます。

グリーソンHCも絶大な信頼

2025-26シーズン、ビッグマンの離脱が相次いだ苦しい時期に、荒尾選手は「陰日向でチームを支える」存在として奮闘しました。当時のグリーソン・ヘッドコーチは荒尾選手を「究極のプロフェッショナル」と評し、その信頼は絶大でした(参考:B.LEAGUE公式)。出場時間が短い試合でも、いつでも準備を怠らず、求められた役割を完璧にこなす——その姿勢こそ「究極のプロ」と呼ばれる理由です。

チームファーストの姿勢

荒尾選手は、常にチームの勝利を最優先に考えてプレーする選手としても知られています。自分の数字よりもチームのために何ができるかを考え、若手のお手本となる立ち居振る舞いを貫く。ベテランとしてロッカールームを引き締める存在でもあり、その人間性はチームにとって欠かせない財産です。

荒尾岳の魅力5選

1. 体を張るインサイドディフェンス

大型の外国籍選手にも当たり負けしない、フィジカルなインサイドの守り。スコアに出ない貢献でチームの守備を支えます。

2. 「いつでも準備万端」のプロ意識

出場機会が限られる試合でも、コンディションと集中を保ち、コールされればすぐに役割を果たす。「究極のプロフェッショナル」の真骨頂です。

3. クラブを知り尽くすベテランの存在感

2度の在籍で通算10シーズン。クラブの文化を最もよく知る一人として、若手とチームをつなぐ橋渡し役を担います。

4. チームファーストの献身

自分の数字より、チームの勝利。常に全体最適を考えてプレーする姿勢は、勝ち続けるチームに不可欠です。

5. 39歳でも進化を止めない

ベテランの域に入っても役割を全うし続ける姿は、年齢を言い訳にしない強さそのもの。長く応援したくなる選手です。

2026-27も千葉ジェッツへ

2026年6月17日、荒尾岳選手の契約継続が発表されました。本人は「来シーズンも千葉ジェッツでプレーできることに感謝しています。支えてくださる皆さまへの恩返しができるよう日々全力で取り組みます」とコメントしています(出典:千葉ジェッツ公式 2026-06-17)。

ジョン・ムーニー選手の退団などインサイド陣が大きく入れ替わる今オフ、経験豊富な荒尾選手の価値はさらに高まります。新しい仲間に「千葉ジェッツの戦い方」を伝える役割も、ベテランに託されることになるでしょう。

まとめ|縁の下の力持ちに、拍手を

得点ランキングやハイライト映像では、荒尾岳の本当の価値は見えてきません。大型選手に体をぶつけるディフェンス、味方のためのスクリーン、ベンチでの声かけ——その一つひとつが、千葉ジェッツの勝利を支えています。

会場で観戦する際は、ぜひ「ボールを持っていない時の荒尾選手」に注目してみてください。きっと、なぜ彼が「究極のプロフェッショナル」と呼ばれるのか、その理由が見えてくるはずです。2026-27シーズンも、縁の下の力持ち・背番号25に大きな声援を送りましょう。

荒尾岳 主な経歴年表

年・シーズン主な出来事
〜2009泊高校(ジュニア日本代表)→ 青山学院大学
2009トヨタ自動車アルバルク入団/東アジア競技大会で日本代表(A代表)入り
2013-18千葉ジェッツに在籍(1度目・5シーズン)
2015FIBA ASIA男子選手権 日本代表
2018-22滋賀レイクスターズ → 広島ドラゴンフライズ → 仙台89ERS
2022千葉ジェッツへ復帰(2度目)
2026-276月17日 契約継続発表(在籍通算10シーズン目)

※主な出典:千葉ジェッツ公式 2026-06-17 契約継続のお知らせバスケットカウント 2026-06-17 在籍通算10シーズン目へB.LEAGUE公式 “究極のプロフェッショナル”B.LEAGUE公式 荒尾岳選手ページ


※本記事の内容は2026年6月時点のものです。最新情報はB.LEAGUE公式サイトおよび千葉ジェッツ公式サイトをご確認ください。