【試合レビュー】日本代表、韓国に79-81惜敗…残り30秒8点差からの猛追もあと一歩|1次予選はB組1位で突破【W杯アジア予選Window3】

試合レポート

2026年7月6日、FIBAワールドカップ2027アジア地区予選Window3の韓国戦(アウェー)で、バスケットボール男子日本代表は79-81で惜しくも敗れました。残り30秒で8点差から2点差まで詰め寄る驚異的な猛追を見せただけに、悔しさの残る一戦。それでも1次予選は4勝2敗・グループB1位で終え、すでに決めていた2次ラウンドへ駒を進めます。この記事では、試合の流れと筆者が感じた課題、そして千葉ジェッツ勢のトピックを振り返ります。

試合結果|日本 79-81 韓国

大会FIBAワールドカップ2027 アジア地区予選 1次予選 Window3
日時2026年7月6日(月)
開催地韓国(アウェー)
結果日本 79-81 韓国(日本の1次予選最終成績:4勝2敗・グループB1位)

クォータースコア

1Q2Q3Q4Q合計
日本2512172579
韓国2510202681

試合の流れ|リードを奪っては手放す、我慢比べの40分

立ち上がりは日本が8点のリードを奪う上々のスタート。しかし第1Q終盤にターンオーバーが続き、韓国に10-0のランを許して逆転されてしまいます。それでも前半を37-35と2点リードで折り返すと、第3Q残り4分55秒には11点のリードを奪うことに成功しました。

ところがここから韓国の猛反撃を受け、第4Qを54-55の1点ビハインドで迎える展開に。第4Qも点の取り合いとなり、残り30秒で8点差と万事休すかと思われました。しかしここから渡邊雄太が4点プレーを成功させ、直後にホーキンソンもゴール下を沈めて残り21秒で2点差。最後はホーキンソンの同点をかけたフリースローがリングに嫌われ、79-81で試合終了となりました。

筆者が感じた課題|セカンドユニットの得点力

この試合、個人成績はホーキンソンが30得点12リバウンド、渡邊雄太が18得点11リバウンドと、2人そろってダブルダブルの大活躍。西田優大が13得点、齋藤拓実が6得点7アシスト(アシストはチーム最多)で続きました。

ただ、裏を返せばホーキンソンと渡邊の2人でチーム得点の約6割を占めた計算になります。筆者が観ていて感じたのは、ベンチメンバーが出てくるセカンドユニットの時間帯に得点が伸びず、せっかく作ったリードを手放してしまう場面が多かったこと。8点リード、11点リードと二度の好機がありながら、主力が休む時間帯に流れを渡してしまったのは悔やまれます。佐々木隆成の速攻や川真田紘也の体を張ったプレーなど、得点以外の貢献は光っただけに、セカンドユニットで得点が取れるようになれば、もっと楽な展開で試合を運べるはず。2次ラウンドに向けた伸びしろと捉えたいポイントです。

千葉ジェッツ勢|渡邊雄太がダブルダブル、金近廉がロスター入り

千葉ジェッツの渡邊雄太は、18得点・11リバウンドのダブルダブル。残り30秒からの4点プレーで望みをつないだ姿は、まさに最後まで諦めない日本代表の象徴でした。中国戦の16得点に続き、Window3の2試合で攻守の柱として存在感を示しています。

そしてもうひとつのトピックが、金近廉のロスター入りです。中国戦では12名から外れていましたが、韓国戦で見事にロスター入り。千葉ジェッツからは渡邊・金近の2名がこの試合のメンバーに名を連ねました(中国戦でロスター入りした原修太は、韓国戦はメンバー外)。若きウイングの代表での今後に、ますます期待が高まります。

1次予選はグループB1位で突破|次は8月末のWindow4

この結果、日本の1次予選は4勝2敗・グループB1位で終了。すでに決めていた2次ラウンド進出を、首位通過という形で締めくくりました。黒星スタートとなった中国へのリベンジ達成、完全アウェーでの快勝など、収穫の多い1次予選だったと言えるでしょう。

2次ラウンドは8月末のWindow4から始まる予定です。セカンドユニットの得点力という課題にどんな答えを見せてくれるのか。引き続き日本代表、そして千葉ジェッツ勢の活躍を追いかけていきます。大会の仕組みや予選のこれまでの結果は、こちらの解説記事にまとめています。

まとめ

  • 日本代表は韓国に79-81で惜敗。残り30秒8点差から2点差まで迫る猛追もあと一歩届かず。
  • ホーキンソン30得点12リバウンド、渡邊雄太18得点11リバウンドの2人でチーム得点の約6割。
  • リードを奪っては手放す展開。セカンドユニットの得点力が2次ラウンドへの課題であり伸びしろ。
  • 金近廉が韓国戦でロスター入り。千葉ジェッツから渡邊・金近の2名が出場メンバーに。
  • 1次予選は4勝2敗・グループB1位で終了。2次ラウンドは8月末のWindow4から。

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